2014年12月27日土曜日

リスクは共有しよう



アリにはSocial immunity(社会免疫とでもいうのか)というものが知られているそうです。
(アリだけに限らずシロアリやミツバチなど真社会性昆虫でも見られるようだ)

この記事で書かれているアリの社会免疫のシステムを以下に紹介します。

  • ホモサピエンスがやる社会免疫システム(感染者隔離)とは対照的に感染者を腕を広げて巣内に迎え入れる。「おかえりー、あらあら、そんなに汚れて、、、」


  • そして体に着いた感染野郎(この場合は菌類の胞子)をみんなで各個人が処理できるレベルで共有する。「さ、そのお汚れを少しちょうだい」



  • その菌胞子を少量受け取ったアリは免疫力が活性化される。「ん~、、、ムンっ!」



  • 最終的にそれがコロニー全体の免疫力アップにつながる「いやー、彼はいいワクチンを拾ってきたね」


*アリは同じ巣の仲間とは始終ボディタッチしまくってコミュニケーションを取っているので、体に着いた菌類を掃除してあげても違和感はない。

こんなことをやっているようだ。人間の個体レベルでの免疫機構と似ている部分もあり、さすがアリのコロニーが「超個体(superorganisms)」と呼ばれるだけのことはある。人間個体の免疫では白血球やT,B細胞という特殊な個体(細胞)が担っているが、アリの巣では特定のアリが感染野郎に対処している、というわけではなさそうだ。

ソース:
Infectious Selflessness: How an Ant Colony Becomes a Social Immune System

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